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沼津市にてエコフィールドの大工の平屋が上棟しました!

最終更新日:

【富士・富士宮・三島・沼津で新築一戸建て木の家ならエコフィールド】

こんにちは。
エコフィールドの広報担当佐野です。

先日沼津市にてエコフィールドの大工であります、
角田さんのお家の上棟式に参加しました。

手前左が棟梁であり、施主である角田誠さん、
そのお隣がエコフィールドの施工事例も撮影してくれているカメラマンの奥様です。
設計は山口、現場監督は深澤です。

角田さんのお家の特徴を少し紹介させてください。
角田さんご家族は皆自然素材が大好きで、
オーガニック思想・健康思想でこだわりの暮らしをしている方です。
身につける服から、食べるもの、何から何までとことん「自然派」な角田さん。

角田さんがエコフィールドの大工になったのは、
元々は横浜の方で大工の修行をしており、結婚を機に富士の方へ引っ越す際に大工職を探しているところ、
自然素材で健康な家づくり、暮らしの提案をしているエコフィールドを運よく見つけ、
大工募集をしていなかったけれど、自然素材で健康な家づくりをする大工になりたいとのことで
入社されたそうです。
いずれは自分の手で自分の家族の家を建てたいと何年間も思い続け、
ようやく角田さんの夢が叶いました。

角田さんの今回のおうちはどこをどうこだわったのかといいますと、
まず、この土台から角田さんのこだわりが詰まっています。

いつもと何かが違うのが分かりますか?
もっと近くで見てみましょう。

コンクリートの基礎の上に土台という木材がのるのですが、
普段は柱や梁と同じ色をしていますが、今回は黒い色をしています。
(木材はひのきです。)
なぜ黒いのかといいますと、バーナーで炙っているからです。
これを「焼き土台」といいます。
Youtubeで実際にバーナーで炙っている動画が他社ですが上がっていたので、
見てみると面白いですよ。

炙ったからといって、耐震性が劣るということはありません。

なぜバーナーで炙った土台を敷いているのかというと、
木材を「炭化」させるためです。
木材を「炭化」させることによって、防腐・防蟻効果を発揮します。

普段は、防蟻処理はこのような液体を土台にかけて防蟻処理をしています。↓


こちらはリノベーションモデルハウスラシクの写真ですが、
土台が一部オレンジ色になっているところが見えますか?
これがこの水性の防蟻・防腐を促す塗料になります。

角田さんはこのペイントで防蟻・防腐をするのではなく、
より自然に近い状態で、薬は使わず、防蟻・防腐処理をしたいということで、
この焼き土台を採用しました。

檜そのものが「ヒノキチオール」というシロアリを寄せ付けない成分を含んでいます。
バーナーで炙って檜を炭化させることで
シロアリが食料としている養分を無くしてしまう、
この「焼き土台」という手法は、
防蟻剤を用いない、
最良のシロアリ対策だと言えます。

ですが、
この「焼き土台」ほとんどのハウスメーカーや工務店では行われておりません。
エコフィールドでも角田さんの家くらいでしょう。
では、
なぜ薬も使わないで、自然の状態で防蟻・防腐ができるこの「焼き土台」が
あまり見かけないのでしょうか?

それは基礎の「一発打設」同様、
技術や手間、
そしてコストが一般的な建築方法よりもかなりかかってしまうからです。
建ててしまえば、
目に見えなくなる部分をそこまでしてお金をかけるなら、
内装部分の目に見える部分にお金をかけたいという方が多くいるので、
「焼き土台」はあまり採用されないのです。

でも角田さんは目に見えないところまでとことんこだわる自然派志向!
目に見えないと言っても、土台は家を支える大事な部分です。
ずっと一生暮らす家だからこそ、
大事な家族が健康で過ごせる家にしたいからこそ、
棟梁であり、施主である角田さんは「焼き土台」を採用しました。

構造体はエコフィールドの標準であります、
富士山の麓で採れる霊峰富士山の桧を採用しています。
「FUJI HINOKI MADE」このシールが目印です。

そして、こだわったのは上棟式もこだわりました!

まずお供え物にこだわりが。
上棟式でのお供え物は一般的に、
水、塩、米、お神酒、鮮魚(赤身)、海の幸(昆布・するめ)、
山の幸(野菜)、果物(季節のもの)、鏡餅・撒餅・隅餅(地域により異なる場合あり)、撒銭
が神様にお供えされるものになります。

海の幸としては鯛を選ぶことが一般的です。
おめでたいイメージがあるため、上棟式のような祭事にはふさわしいといえるでしょう。
ですが、今回の角田さんの上棟式では、なんと金目鯛!
しかも2枚。
金目鯛は、鯛の身体が赤いことから、めでたい色で縁起が良いと言われ、
古くから赤は「魔除けの色」として重宝されてきました。

綺麗な赤ですね。
そして、
季節の果物は、こだわりの桜島で採れた最小のミカン、美味しく熟した柿などをお供えしていました。

その他とれたての山の幸、海の幸が並んでいました。

そしてそして、
四方餅投げも行いました。

四方餅を屋根の上から投げるのは奥様、キャッチするのは佐野顧問。
視力体力が落ち込んでいる佐野顧問は果たしてキャッチすることができるのか…?!
。。。


これが四方餅です。つきたての柔らかい美味しそうな丸いお餅でしたよ。
神社新報社によると、もちの丸い形は、三種の神器のひとつである鏡に見立てられており、
鏡餅に代表されるように、神道においては神聖なお供え物とされているそうです。
このお餅は、決して焼いて食べてはいけません!
お餅を焼く=家が焼けるということになってしまうので、
四方餅でいただいたお餅は、
そのまま食べるか、煮つけにするかして食べましょう。
最近ではめっきり見なくなりましたね。
上棟式でのもち撒き。
(平成生まれの私は、この建築業に携わるまで一度も過去に見たことがありませんが…)
建物の棟(むね)が上がった際に、家が無事に建ったことをお祝いする風習です。上棟式は、神道の上棟祭に起因しています。
中でも、建物の屋上より土地の四方に向かってもちやお金が撒かれる儀式は、
「散餅散銭(さんぺいさんせん)の儀」と呼ばれ、土地の神に対するお供えの意味があるそうです。
また、厄祓いの意味も含まれており、
もちを撒くことにより、厄を祓うことができる(拾った人が厄を持っていってくれる)とも考えられていたようです。それでは、なぜ儀式にもちを使うのでしょうか?
昔は今のように誰でも簡単に家を建てることができる時代ではありませんでした。
家を建てるということは、「富の象徴」であって、
地域の人々の協力なしには建てることのできないものだったのです。
上棟式のさいに、当時稀少だったお餅やお金など「富の象徴」を投げて、
地域の人々に循環させることで、
嫉妬による厄災を受けぬよう、
地域の共同体の中での生活を円滑にするといった意図もあり、
江戸時代くらいから一般に広まるようになったそうです。

だから上棟式にお餅を投げるのです。

今の時代は、ご近所付き合い、地域の集い等もめっきり減りました。
昔と違って、家を建てるということが簡単になりました。
(今の時代でもお金がないとなかなかできないことですが、昔はもっと難しかったのです)
なので、上棟式で餅もまかない、上棟式すら行わない、というご家庭が多くなっているようです。

今までの日本の風習や伝統が失われてしまうのは、
それだけ時代が変化してきているという証拠でもあります。
便利な世の中になって暮らしやすい世の中になりましたが、
いつの時代でも、この伝統や風習は大事に残していきたいものですね。


角田さんのおうちは平屋です。
こちらが完成予想パースになります。
奥様はカメラマンもやるのですが、陶芸家でもあります。
家には焼くための窯もあるのだとか。
その奥様の陶芸のアトリエもこの平屋の中に入っています。
いずれは陶芸教室も開く予定だと聞いています。
私も陶芸好きなので、完成したらぜひ行って見たいです!

さらに、大工職人である旦那様角田さんは大工の道具をたくさんお持ちです。
この道具を収納できる道具専用のお部屋もあるのだとか。

自然素材にとことんこだわり続け、
自分たちの趣味や仕事も活かせ、プライベートも充実できるそんな夢の詰まったお家は、
来年5月6月頃には完成予定です。

以上、自然素材を心から愛するエコフィールドの大工角田さんの家紹介&上棟の紹介でした。

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