静岡新聞によると、2019年度の静岡県への県外からの移住者数は1283人で、3年連続1000人以上を維持しています。特に富士市への移住者は102人(前年度比7人増)で、自治体別移住者数で2年連続トップを占めています。

これはコロナ禍以前のデータですが、コロナ禍が始まって以降、行政機関への移住問い合わせは急増しているそうです。リモートワークが進んで家で過ごす時間が多くなり、ライフスタイルを見直す中で、都会から地方への移住を考える人々が増えているのではないでしょうか。今後、様々なウイルスと共存する時代になっていくならば、都会より感染リスクが少なく、暮らしやすい地方へ移住を考えても何ら不思議ではありません。

地方への移住が本格的になっていく場合、当社のように不動産業も扱う工務店が積極的に取り組むべき課題が、空き家(中古住宅)の活用です。地方では人口減、世帯数減で空き家が急激に増えています。地方移住と空き家活用のマッチングが進めば、環境保全や地域活性化の視点からも良い結果につながっていくのではないでしょうか。

ただし、築年数を経た空き家は性能(耐震・断熱)が低下している場合も多いので、ちゃんとした技術をもつ工務店の手で性能を向上させることが不可欠です。当社ではこの技術を「エコリノ」と名付け、築45年の古家をリノベーションしたモデルハウスを8月にオープンしました。これからは新築とともに、空き家等、古家の性能向上リノベーションを強化して参ります。