コアラの好物としてお馴染みのユーカリ。実は高さ30メートルほどに育つ巨木で、火にも水にも強く、100年経っても腐らない頑丈な木材なのです。エコフィールドとのつながりも深い、ユーカリ専門の家具&エクステリアメーカー『エコウッド景観協同組合』理事長の倉田明紀さんに、ユーカリの魅力についてあれこれ伺いました。

「私たちがユーカリの素晴らしさに着目したのは今から20年以上前のことです」と、倉田さん。静岡で長く家具メーカーを営んできた倉田さんのお父さんが、オーストラリアで良質なユーカリ材と出会ったのがきっかけです。「火にも水にも強いユーカリは、オーストラリアでは建物や橋、船体などに幅広く使われており、百年近くたってもその機能を保ち続けています。さらに優れた消臭殺菌効果があり、紫外線や二酸化炭素も吸収する。他の木材とはまったく違うスーパー木材なんです」。

しかし、強固な木材ゆえに加工が難しいのが難点。それを解決したのが、駿河家具職人たちの優れた匠の技でした。「試行錯誤を繰り返し、硬いユーカリ材でも細部にまでこだわった美しいデザインの家具やエクステリアができるようになりました」。実際にユーカリのウッドデッキやベンチ、チェアーなどに触れてみるとその素晴らしさが実感できます。最近は消臭殺菌効果が特に注目され、介護施設の建物にユーカリ材を使用する機会も増えているそう。

エコフィールドではこのユーカリ材の魅力に注目し、熱海市のK様邸の外壁とウッドデッキに同組合のユーカリを使用しました。ユーカリを外壁に使うケースはまだ珍しいとのことですが、木の家具のように美しい光沢のある外観は、周囲でもひときわ目を引き、お客様もたいへん気に入ってくださいました。詳しくはこちらをご覧ください。

また2017年秋には『esora』でユーカリ家具の展示を行いも、こちらも好評をいただきました。静岡市にある同組合の展示場には大小さまざまなユーカリ製品が並んでおり、オーストラリアの森を思わせる大きなユーカリの木もたくさん植えられています。こちらも、ぜひ出かけてみてください。

取材協力 エコウッド景観協同組合
http://www.ecowood.or.jp/