北欧デザインとお気に入り。グスタフスベリ展で見つけた「豊かな暮らし」のヒント
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皆さまこんにちは、エコフィールド設計課の島崎です🌱
皆さんは普段、「これを使うとちょっと朝からごきげんでいられる」みたいな、お気に入りのマグカップや食器ってありますか?
私はお気に入りのマグカップがひとつあります。
ただ、スープも飲めるくらいの大きさで少し重いため、最近は使うというより、見える位置に飾りっぱなしになっています(笑)
毎日使うものだからこそ、お気に入りのものが身近にあると、それだけで心がふっと緩みますよね。
実は先日、そんな“毎日のときめき”がたくさん詰まった「グスタフスベリ展」へ行ってきました!
静岡市美術館にて2026年6月27日(土)~9月6日(日)まで開催されている、グスタフスベリの陶磁器を紹介する展覧会です🍽️

グスタフスベリ(Gustavsberg)は、1825年にスウェーデンのストックホルム近郊で設立された、200年以上の歴史を持つ陶磁器メーカー・ブランドです。
会場には、シンプルで洗練されたフォルムのものから、パッと目を引くカラフルでポップなものまで、デザイン性の高い作品がたくさん並んでいました。
同じ「器」でも、形や色、模様によってこんなにも表情が変わるんだなあと、終始ワクワクしっぱなしでした✨
今回はそのほんの一部をご紹介いたします!
1930年代とは思えない!美しさと機能性を兼ね備えた「ウェークエンド」
展示の中でまず印象に残ったのが、1930年代に作られた「ウェークエンド」という、重ねて収納できるボウルのセットです。

こちらは、当時スウェーデンで広がっていた「機能主義」という考え方をよく表したデザインなのだそうです👀
「機能主義」と聞くと少し難しく感じますが、簡単にいうと、見た目だけでなく“使いやすさや実用性を大切にする”という考え方。
サイズの違うボウルがすっぽりと重なるようになっていて、キッチンの収納スペースを無駄なく使うことができます。
さらに、ボウルや大皿はそれぞれ別の用途にも使えるよう工夫されていて、一つの器が一役にも二役にもなる優れものです💡
「収納しやすい」
「いろいろな使い方ができる」
という考え方は、約90年前のものとは思えないほど、今の暮らしにも通じるものがありますよね。
そして、シンプルな白い器の縁にだけきれいな緑色が入っていて、重ねたときに、その緑のラインが何段にも並んで見えるんです。
機能的なだけではなく、見た目もとても素敵でした✨
北欧デザインと「日本の器」の意外なつながり
今回の展示で、個人的にとても興味深かったのが「北欧の器と日本の器のつながり」です。
展示を見ていくと、1950年代頃には、グスタフスベリの作家たちの間で日本の陶磁器や文化への関心が高まっていたことも紹介されていました。
実際に日本を訪れ、日本の陶芸家である富本憲吉さんや濱田庄司さんたちと交流した作家もいたそうです。
遠く離れたスウェーデンと日本の作り手たちが、実際に会い、お互いのものづくりに触れていたというのがとても面白いですよね👀
その後の作品には、東アジアの陶磁器を思わせる色や表現も見られるようになったそうです✨

中には、深いこげ茶色の釉薬(器の表面を覆うガラス質のもの)を思わせる作品もあり、日本の陶器を見ているような親しみを感じるものもありました!
北欧デザインというと、どこか「北欧ならではのもの」というイメージがありましたが、実はさまざまな国や文化との交流の中から新しいデザインが生まれていたことを知り、とても興味深かったです。
私の一目惚れ。ぽってり可愛い「抹茶ラテ」色の器
会場を回る中で、私が思わず足を止めて一目惚れしてしまったのが、このシリーズです。

こちらは、カリン・ビョルクイストという作家が手掛けた「Vardag」シリーズ。
まず、このなんとも言えない、ぽってりとしたフォルム!
まあるい感じがとっても可愛いです!🤭💓
そして、この色!
実物は深い緑色なのですが、写真や光の加減によっては、少し茶色がかって見えることもあります。
この深みのある緑色と、口元の白とのコントラストが、私にはなんだか「抹茶ラテ」のように見えて、とても温かみを感じました🍵
お気に入りの器と「豊かな暮らし」
今回、たくさんの美しい器を見て感じたのは、「お気に入りのものに囲まれて過ごすことも、日々の暮らしを豊かにしてくれる」ということです。
私たち富士市の工務店エコフィールドが家づくりを通してお届けしたいのも、そんな「豊かな暮らし」です。
家という空間をつくることはもちろん大切ですが、その家の中でどんな時間を過ごすのかも、同じくらい大切だと思います。
お気に入りのカップでゆっくりお茶を飲んだり。
お気に入りのお皿に料理を盛り付けたり。
家族で食卓を囲んで、「今日もおいしいね」と話したり。
そんな何気ない日常のワンシーンを心地よく、愛おしく感じられることも、暮らしの豊かさのひとつなのではないでしょうか🍃

また、「ウェークエンド」のように、使いやすさを考えながら、見た目の美しさも大切にするという考え方は、家づくりにもどこか通じるものを感じました。
使いやすい収納。
限られた空間を上手に生かす工夫。
そして、毎日目にするからこそ「好き」と思えるデザイン。
機能性と心地よさ、そのどちらも大切にすることで、暮らしはもっと楽しくなるのかもしれません。
今回グスタフスベリの器を見ながら、「好きなものが身近にあるって、やっぱりいいな」と改めて感じました。
これからも、毎日の小さな“ときめき”を大切にしながら、豊かな暮らしを考えるお手伝いをしていきたいです☘️
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