結婚当初からご主人の実家近くに新居を…と考えていたIさんご夫婦。たまたま条件に合う分譲地が発売されたため、まず土地を購入し、それから家づくりを進めることになりました。「最初は大手ハウスメーカーを訪ねたのですが、機能的でいい家だとは思ったものの、工業製品的な建材などの質感がどうもしっくりこなくて。改めて、僕たちはどんな家に住みたいのかを考えたんです」と、ご主人。そして辿り着いた答えが、天然の木をふんだんに使った落ち着きのある和風の家でした。「主人も私も、子どもの頃よく行った祖父母の家が好きで、あんなかんじで懐かしい雰囲気のある木の家がいいね、ということになったんです」と、奥様も頷きます。そこで地元の工務店に目を向けた時、エコフィールドの存在に気づきました。「知人から自然素材の家づくりが得意と聞いていたし、近所でエコフィールドさんが建てた家を何件か見ていたので、親近感がありました」。

「最初の打ち合わせでは設計士の山口さんと2時間くらいお話をしたのですが、家づくりの具体的な要望から始まって、将来、歳を重ねたらどんなふうに暮らしたいか?という未来の夢まで、延々と話を聞いてもらいました。正直、そんなに先のことまでは考えていなかったのですが、家を建てたらそこで30年、40年と暮らすのだから、なるほど最初から長期的なビジョンを持って建てることが大切なんだと気づかされました」。そして提案された設計プランを見て、二人とも驚いたと言います。「予想をはるかに超える魅力的なプランでした。え! こういう素敵な間取りができるんだ、こんな素材の使い方ができるんだ…と、新鮮な発見がいっぱいで、設計図を見ているだけてワクワクしてきたんです」。

さらに設計プランに加えて、地熱を利用し、エアコン1台で家全体を一年中快適に保つAir断工法もエコフィールドを選んだ大きな決め手でした。「やはり環境への配慮は必要だし、できるだけ自然の力を活かす工法に魅力を感じました」。かくして出来上がったのは、上質な和風の設えに、最新の工法を取り入れた暮らし心地満点の家。木と白壁を基調としたシンプルな空間は、天井や建具などに様々な表情の木を使って変化を演出し、玄関の洗い出しの床や、キッチンの壁を彩るモスグリーンのタイルなど随所に小粋な計らいがあり、Iさんご夫婦のセンスのよさが伝わってきます。さらに、ご主人の希望を生かしたリビングの大きな障子も、上品な和の空間づくりに一役買っています。また、家事動線の面では洗濯機と物干し場、衣類収納をひとつのスペースにまとめ、共働きのご夫婦が家事を合理化するための配慮も充分です。そして、寝室へのこだわりも注目したい点。「寝るだけの場所だからと疎かにせず、質のいい睡眠のために他の部屋よりもグレードの高い部屋にしたいと二人で決めていました。テーマは旅先のリゾートホテル。窓や天井に工夫を凝らして、少し贅沢な雰囲気に仕上げました。おかげで毎日ぐっすり眠れます」。

各々仕事を持つIさんご夫婦は、家づくりに費やせる時間がそう多くはありませんでした。けれども、愛知県までAir断工法のモデルハウスを見学に行き、富士市内で新築の見学会や既に施主様が住んでいる家を見学し、さらにお気に入りの家具を求めて静岡市の材木店や岐阜県高山市のショップまで出かけたと言います。ご主人は、「仕事の都合で夏休みに新居に引っ越したいと伝えたところ、早速それに合わせた進行スケジュールを組んで下さり、担当の松永さんが訪問先の日程などを細かく調整してくれました。おかげで効率よくすべてが進み、ストレスをまったく感じることなく予定通りに家が完成しました」と、振り返ります。奥様もそれを補足するように、「エコフィールドのみなさんは、私たちが無理を言っても、嫌がることなくいつも笑顔で対応して下さり、段取りよくテキパキと進めて下さいました。家づくりの最初から最後まで円滑なコミュニケーションがとれたので、ずっと楽しい気分で過ごすことができ、そういう意味でもエコフィールドさんにお願いしてよかったです」と、語ります。

最後にこれから家を建てる方へのアドバイスとして、「あれもこれもと欲張らず、ある程度希望を絞ったら、早めに行動を起こすほうがいいと思います。僕たち夫婦は、共に和風の木の家がいいという意見が一致していたので、その分迷いが少なかったと思います。それと、エコフィールドさんから尋ねられて改めて気づいたことですが、今だけではなく、遠い未来まで視野に入れて、どんな暮らしをしたいのかをイメージしておくと、末永く、いつまでも心地よく暮らせるいい家ができると思います」と、ご主人。もうすぐ新居で迎える初めてのお正月がやってきます。「年末年始はぜひ両親や友人を招いて、わが家でゆっくり過ごしたいですね」。そう語るお二人の笑顔が、家づくりの満足度を語っているようでした。

取材・文 Runaword 増渕礼子