新しいデイサービス施設をオーブンされたきっかけは?

ひとことでいうと、次世代型のデイサービス施設を作りたかったんです。介護保険制度が始まって既に18年ほど経ち、利用者様の年代も大正や昭和ひとけた世代から団塊世代へと変わりつつあります。2025年頃からは団塊世代が後期高齢者となり、デイサービス利用者様の中心層となるでしょう。彼らは若い頃から時代をリードしてきた世代であり、アクティブで、歳を重ねても生き方や暮らしへのこだわりは変わらないと思います。そこで、そんな世代の方々に魅力を感じてもらえる、新しい発想のデイサービス施設を作りたいと以前から考えていました。

エコフィールドに建築を任せて下さった理由は?

エコフィールドさん本社の前を何度か車で通ったことがあり、HPなどをも拝見して、雰囲気のいい素敵な建物を作る会社だなぁと思っていました。独自のマルシェやイベントなど独自の催しも多く、地域のコミュニケーションスペースとしての機能も果たしている。私が目指しているものとの共通項が多かったので、早速強矢社長に相談し、建築を依頼することにしました。

設建物、施設のコンセプトは?

楽しみが見つかる場所、行くのが待ち遠しくなる場所です。これまでのデイサービスは、ご本人よりご家族の都合で通っている…という方が中心でした。ここはそうでなく、ご本人が通いたくなる場所にしたいんです。大人のカフェのようなお洒落な空間で、ヒノキの床や珪藻土の壁といった自然素材に囲まれて、のんびりゆったりと過ごしていただく。また、五感で料理を味わえるように、フロアの中心にはセントラルキッチンを設け手づくりのランチを用意しています。さらに開放的なウッドデッキの外には約150坪の畑があり、野菜を育てながら自然と触れ合う楽しみを味わっていただけます。「明日はアダモに行く日だ、おしゃれしていかなくちゃ!」利用者の方に、そんなふうに思ってもらえる場にしたいと考えています。

照明や家具などインテリアにもこだわっています

介護施設は掃除しやすいとか汚れにくいとか、とかく機能性重視の建物になりがちですが、この施設は、利用者様以外の地域の方々にも活用して欲しいと思い、カフェのように上質なインテリアにこだわりました。スタッフにも、空間の心地よさを保つために、掲示物などは決まった場所に貼るようにと伝えています。また通気や消臭にも十分に配慮しています。

今後は、ミニマルシェやカルチャー講座など、地域の方々が気軽に立ち寄れる企画もどんどん実施していく予定です。そのためにエコフィールドさんのお力を借りることもあるかと思います。今までのデイサービスの概念を超えた新しいコミュニティスペース、アダモデイサービスセンターを、これからもよろしくお願いします。

※(有)アダモ 代表取締役 白坂 大 さん談 /取材・文 増渕礼子

(有)アダモ・アダモデイサービスセンター
http://adamo-fuji.com