5月に行った田植え体験から約4ヶ月、農業担当の山岡、鈴木社員達の汗と涙の結晶が今年も見事に実を結びました。早くも5回目を迎える稲刈りは、多くのお客様や社員達と共に収穫の喜びを実感できる一日です。

刈る前の稲穂は黄金色に美しく輝き、秋を代表する色だと思います。この稲穂を眺める度に思い出す高校の恩師の言葉があります。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という故事です。

「お前達が社会で認められる人物になっても、謙虚さを忘れちゃダメだよ。稲穂のような、そんな大人になりなさい。」と、機会あるごとに私たちに言ってくれました。何故か還暦を迎えても思い出す言葉です。

この方は教師になる前は大企業で橋の設計等をしていたそうで、現場の事故の後遺症からそう長く生きられないと思っていたようです。それだけに、生徒に対しての本気度が違っていたのではないでしょうか。昭和の頃の話ですから拳骨で殴られたこともあります。拳骨はとても痛くて涙が滲んだことも、今となっては懐かしい思い出です。

この恩師は60歳前後で他界しました。怪我で野球が出来なくなり、腐っていた私に新たな目標を持たせてくれたのもこの恩師でした。毎年、秋の稲穂を見ると思い出すのは、真剣な顔で諭すように話をしてくれたこの先生の顔です。

人生はどんな人達と出会うかで大きく変わることがあると改めて思います。そして、縁あって私や当社と出会った皆様が、これを良き出会いと受け止めて下さるよう、これからも皆様のお役に立てるように頑張ってまいります。皆様とのよき出会いに感謝!感謝!です。